味道館

 

浜坂北小学校の児童は体育館を「たいいくかん」ではなく「みどうかん」と呼びます。「みどうかん」とは漢字で「味道館」と書きます。

味道館」とは、浜坂の七釜屋に生まれた森梅園先生が開かれた漢学塾の名前です。 森梅園先生は、但馬聖人と言われる池田草庵の高弟の一人です。今のすこやか広場の一角に建った味道館では、1870年(明治3年)から1893年(明治26年)にかけて多くの人が熱心に学び、郷土浜坂だけでなく日本各地で活躍したすばらしい人々が巣立ちました。

先生の遺徳を称え、先輩の人々の願いに負けないようにとの願いをこめて、味道館の号額を揚げました。

2024年04月05日