一
紫 匂う 連台の
(紫の美しくはえる(仏教語) 連台山
※連台山 校庭から見える一番高い山)
嶺しらじらと 明けそめて
(山々がだんだんと明るくなり 夜が明けてきた)
朝日に四方の 木の芽立つ
(朝日がまわりの山々を照らし 新芽が出てきているこの季節)
光があふれる この町に
(希望の光がみなぎっている この町に)
学ぶ息吹の あたらしき
(進級し 心新たに希望を持ち)
この学舎に われら今
(この学校で 私たちは今)
風と 風と遊ばん
(海風をきって 一緒に元気いっぱいに運動場で遊ぼう)
二
虹の掛け橋 くぐりでて
(虹のかけはしを くぐりぬけ
※保養荘の赤い橋を虹とみたてる)
海原めざす 岸田川
海に向かって流れる 岸田川
渚の風を 切りながら
海の潮風を 切りながら
若き翼ら 舞い立ちて
若い海猫達が 飛びかっている
日の燦々と ふりそそぐ
太陽の光が さんさんと照らし
この学舎に われら今
この学校で 私たちは今
季を 季を讃えん ※季(とき)
人生の中で今を大切にし 学ぶときである
三
めぐる季節の 彩りに
四季折々の 美しい風景に
海に星降り 野に花よ
夜空には星が一杯で 野原には美しい花々が咲いている
松に鳴る風 とこしえに
松林に強い風が当たって鳴る風の音は永久に
あつきまなざし 集いきて
子ども達のキラキラ輝くまなざしが 集まっている学舎で
萌え出るいのち 伸びやかに
元気いっぱいの若い力は 伸び伸びと
この学舎に われら今
この学校で 私たちは今
夢を 夢を拓かん
将来の希望や夢を持ち、それらに向かってがんばっている
作詞者である尾崎龍(おさき しげみ)氏に、校歌に込められた願いや思いをお聞きしました。
校訓、「自ら考え 切り拓く子」にふさわしい校歌です。元気いっぱい歌ってくれることを願っています。夢や目標(希望)を大きく持ち、それに向かって 「学び」を進めていく北小っ子を、家庭・地域と一層連携しながら育てていきましょう。
平成27年4月 校長 井上正弘