校長室
チーム「ひたみち」で輝きを! (PTA広報誌より)
4/8(火)に新入生11名を迎え、全校生60名、教職員20名、計80名で令和7年度がスタートしました。本年度も、引き続き浜坂南小学校の校長としてお世話になります。
さて、始業式で瞳を輝かせる子どもたちに以下のようなお話をしました。
○世界の発明王、トーマス・エジソンの話
・約130年前、白熱電球を発明、商品化した。(電球以外にも蓄音機や動画撮影機など、1300以上の発明をした。)
・実用化するのに何回くらい実験をしたか?→約10000回
・普通は10000回も“失敗”したと捉えるが、エジソンは逆で、「この方法じゃ電球は光らないという発見を1万回してきたのだ」「それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないことが分かったんだから成功なんだよ」と言った。
○世界のスーパースター、大谷翔平選手の言葉
「成功するとか失敗するとかぼくには関係ない。それをやってみることの方が大事。」
△こんなことは考えないようにしよう。
・いつかやろう ・間違えたらはずかしい ・人と違ったらどうしよう
そして、決して人の間違いを笑ったり、バカにしたりしないようにしよう。
うまくいかないことがあっても、へこたれたりあきらめたりせずに、何回もチャレンジしてみることが大事。“成功”と“失敗”は反対の方向にあるのではなく、同じ方向にある。“失敗”の先に“成功”がある。教室では、堂々と安心して間違えたらいい、いろんな事にチャレンジしていこう。
学校教育目標は、2年目となります。
「ふるさとを愛し こころ豊かで共に輝く 大庭ひたみちっ子」の育成
― 元気・やる気・思いやり ―
元気 … ・毎日元気なあいさつをしよう。 ・自分の健康は自分で守ろう。
やる気 … ・進んで勉強しよう。 ・いろんなことに挑戦しよう。
思いやり… ・相手の気持ちを考えよう。 ・みんなで助け合おう。 等
子どもたちが輝くためには、保護者の皆様、地域の皆様、教職員等、“浜坂南小学校に関わる全ての人々が輝く”必要があります。全ての人々が『チームひたみち』のメンバーです。
社会情勢の変化により、子どもたちを取り巻く状況も大きく変化しています。このような時代だからこそ、個の尊重をはき違えないようにし、チームプレーが重要だと考えています。それは、全員が同じことをするということではなく、それぞれのポジション(役割)を自覚し、お互いをリスペクトしながら、一つの目標に向かって自分の力を発揮するということです。これが一つにつながれば、きっと大きな成果が得られるのではないでしょうか。
私自身、その責務をしっかり自覚し、子どもの実態や時代の要請に応じて、しなやかに教育活動を推進してまいります。本年度も「ひたみちっ子」の育成にあたり、皆様の更なるご支援・ご協力をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
新温泉町立浜坂南小学校 校長 株本 和則